ビタミンEを過剰摂取すると?
※「肩こりや五十肩に効果のあるビタミンE」からの続きです。
危険な過剰摂取

また、ビタミンEの一日における摂取量の目安は、大体100~300ミリグラム程度で、上限の量としましては600~800ミリグラム程度と考えられております。
それでは、この上限の量を超えて摂取した場合はどうなってしまうのでしょうか?
5倍に跳ね上がる骨粗鬆症の発症率
ビタミンEの過剰摂取は、骨粗鬆症を引き起こすという研究結果が発表されています。実験の内容は、ラッドに通常の5倍に相当する量のビタミンEを8週間投与するというものでした。ただし、一般的な食材を使って料理でビタミンEを過剰に摂取することは非常に難しいことですが、今の時代は非常に便利なサプリメントがあります。このサプリメントでビタミンEを過剰に摂取してしまう方がいらっしゃるんですね。
アメリカの情報サイト『Forbes』によりますと、ビタミンEのサプリメントを服用している人と、そうでない人を比較した場合、亡くなっている人が多いという研究結果を発表しています。
不足しがちな栄養素をサプリメントで補うのも良いのですが、用量や用法は絶対に守るようにしましょう。けっして多めに摂取すれば良いというものではありません。
サプリメントは、ついついたくさん摂取しがちの方がいらっしゃるようです。ビタミンEの摂取でサプリメントを利用する場合は、用量や用法をしっかりと守って、肩こりや五十肩の改善に役立てたいものです。